相続税調査は避けられない
講師 武田 秀和氏(国税調査官出身)作成日:2021年 10月 1日 (金)
元調査官の目線で、相続税調査は所得税や法人税と大きく異なる調査方法であること、調査対象の選定方法を解説してくださいました。
顧問税理士の間違った対応、立ち会った税理士がよくわかっていない事例など勉強していない税理士の例が複数ありました。
質問応答記録書作成の断り方、調査が来た場合の対応方法など、知っていれば重加算税も避けられる重要なことがわかります。
参加者の声
「税務調査に対する心構えを再認識しました。大変参考になりました」
「とても勉強になりました。今後の仕事に役立てたいと思います」
「海外財産や名義預金の調査対象、調査官への対応方法など経験から話してくださり良かった」
内 容
1.相続税調査は避けることができない
相続税申告のうち3割は税務調査が入る
相続税申告は調査が入る確率が異常に高い
相続税調査は法人税や所得税調査と大きく違う
調査担当者は仮装隠蔽行為を暴き重加算税を賦課することが使命
顧問税理士が勉強して対応すれば重加算税は避けられる
質問応答記録書の作成は断ることができる
質問応答記録書は公文書になり裁判で使われる
調査官から読み聞かせられた場合、違う内容は訂正をする
顧問税理士の間違った対応、立ち会った税理士がよくわかっていない(元調査官の視点で)
無申告、申告漏れで逃げることはできない
重加算税が常に多い地域と国税局のスタンス
相続税と共に贈与税も調査する
今後の調査対象
現金、預貯金、有価証券、無記名金融資産、割引金融債、郵便貯金、仮想通貨
税務調査が増加したゾーンは中低階層
超富裕層に対する管理対応
税務署の管理対象者
家族名義預金・家族名義証券
相続税調査官の目線で相続税調査の実務を解説
相続税調査の選定基準
2.海外関連事案の調査
海外財産は国内財産より早く見つかる
国外財産調書および財産債務調書未提出者への対応
未提出と見込まれる者に対する書面照会の実態 逃げることはできない
海外関連事案は、どの税目も力を入れて調査する
国外財産の把握
国外送金法
国外財産調書
加算税の取り扱い
罰則
相続財産に対する財産債務調書制度の改正
質問検査権
調書に関する罰則
3.相続税調査はどのように行われるのか?
臨宅調査が来た時点で調査の大半は終わっている
実地調査の選定先
調査官の役職と担当部署を確認することは最も重要
相続税調査の具体的展開
調査官の質問には無駄がない 質問には必ず意味がある
被相続人の状況
相続人の状況
自宅内の確認調査
質問例と質問の趣旨
証拠書類のコピーへの対応
同居親族の取引金融機関の確認
貸金庫の開扉
反面調査
税理士の立ち合い
名義預金の調査
名義株の調査
相続税調査の流れと対応方法
4.相続税調査事例
名義預金
贈与財産
名義株式
庭園設備の申告漏れ
名義非上場株式
加算税・延滞税の基準
相続税調査の終
講師講演DVD
相続税調査は避けられない
DVD・CD データ
DVD 相続税調査は避けられない
- 講師・著者
- 武田 秀和氏(国税調査官出身)
- 構成
- DVD2枚 収 録 3時間 全資料 260頁
- 費用
-
「法律・税金・経営を学ぶ会」会員:27,500円(資料代込)
DVD会員:月2本無料 テキスト書店購入
一般:38,500円(資料代込)
送 料 430円
会員は口座振替です。
一般の方は、お申込み後3日以内にお振込をお願い致します。ご入金確認後、領収書を同封の上、1週間以内に発送いたします。
令和5年9月価格改定 - 収録日
- 2021年 10月 1日 の勉強会を収録したものです。
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相続税調査は避けられない