相続税調査と相続財産のグレーゾーンにどのように対応するか?税務署側の考えと調査結果への対応
講師武田 秀和氏 (税理士・元国税調査官)作成日:2018年 2月 13日 (火)
勉強会参加者の声
「調査の重要なポイントをまとめて解説してくださり、よく理解できた」
「調査対応のポイントがわかりやすく大変参考になりました」
「実務的なお話で、勉強になりました。加算税と重加算税となる案件、交渉の余地がある内容が理解できました」
相続税調査は相続税法の要件の充足、相続財産の申告漏れを目途として調査が行われます。
相続財産とは、家族や他人名義で運用している財産も実質的に被相続人に帰属する財産は相続財産です。
調査により高額な家族名義財産が把握された場合、その帰属の判定は困難です。
課税庁はできるだけ相続財産を認定する方向で調査を展開しますが、必ずしも断定できるわけではありません。
ここで課税庁と納税者側との主張がぶつかることになり、折衝の余地が生まれます。
この講座では、相続税調査と相続財産のグレーゾーンにどのように対応するか事例を基に解説します。
元国税調査官の武田秀和氏に、相続税調査が入った場合、税務署側の考えと、交渉の余地がある例を土地と名義財産に分けて解説いただきます。
事前に、税務署側の考えがわかっていると、調査の対応もしやすくなります。
ぜひ、ご確認ください。
こちらの勉強会はハイレベルな内容です。
内 容
相続税の調査の状況・・・無申告・申告漏れの事案が多い
調査対象の今後の傾向と調査重点視・・・無記名の金融資産は無い
1 相続税調査の最近の傾向と結果・・・今は平成27年の相続の分を調査している
直近の相続税調査結果・・・調査すればするほど、海外の財産が出てくる。すでに膨大な資料を手に入れている
調査結果の指摘・・・贈与税も積極的に実施している
調査に入りやすい人・・・著名人、政治家、過去に会社のオーナーをしていた、金・証券取引に関心のある人、IT・パチンコ業界などよく脱税を指摘されている
2 相続税調査の基本的な流れ
3 調査結果に対する課税庁の処分
修正申告・更正処分・決定処分の相違とその対応
4 相続財産の申告漏れ等に対する指摘とその対応及び事例
名義預貯金等・・・親の貸金庫を開ける場合は、長男の貸金庫も同時に開けてもらう
名義株
財産評価
土地等の評価
家庭用財産庭園設備等の評価
加算税と加算税の対象者
税法の適用の誤り・・・小規模宅地等特例が出来るのに、やらないまま申告
調査終了から加算税までの流れ
加算税が賦化されない場合
重加算税・・・隠ぺい行為は重加算税となる
相続税の重加算税の典型例
質問応答記録書への対応
税務署側の考え方
土地の評価は、税務署側は1つと決まっている
名義財産
相続税調査が来た場合、交渉の余地がある例
名義株は、生前に整理をしておく
調査官の質問と会話は、すべてに無駄が無く、あちこちを見ている
調査官との会話は公文書となり、裁判で使用される
裏をつかんでいる例
延滞税
相続税法における延滞税の特則
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相続税調査と相続財産のグレーゾーンにどのように対応するか?税務署側の考えと調査結果への対応
DVD・CD データ
DVD 相続税調査と相続財産のグレーゾーンにどのように対応するか?税務署側の考えと調査結果への対応
- 講師・著者
- 武田 秀和氏 (税理士・元国税調査官)
- 構成
- 勉強会欠席者用DVD (収録 約3時間 オフレコは一部削除しました) 全資料62ページ
- 費用
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「法律・税金・経営を学ぶ会」会員 18,700円(送料・資料代込)
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一般 31,900円(送料・資料代込)
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- 2018年 2月 14日 の勉強会を収録したものです。
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